殺人未遂の刑事弁護ケース
解決事例
殺人未遂事件で執行猶予判決を受けた刑事弁護ケース
神奈川県西部での殺人未遂事件の件です。
凶器を使用し、治療期間が1年程度のケガを負わせてしまったケースで、殺人未遂罪で起訴されたため、裁判員裁判の対応となりました。
被害者との間で、示談を成立させ、嘆願書等を取得。
起訴された直後に保釈の申立をしたものの、これは通りませんでした。
しかし、裁判員裁判では、公判前整理手続がありますので、その手続が進んだ段階で、再度、保釈の申請をしたところ、これが認められました。
保釈保証金を納付し、被告人は釈放されました。その後、裁判までに社会復帰を前提にした活動を進め、裁判員に対して、これらを強くアピールした結果、執行猶予判決をもらうことができました。
裁判所の量刑検索システムでは、傷害の程度や凶器などからすると、執行猶予判決がほとんどなかった状況での執行猶予判決となりました。
被害者の理解と、保釈が認められたことがポイントでした。