窃盗事件の起訴猶予事例
解決事例
窃盗事件の起訴猶予事例
大手スーパーで万引き窃盗をしてしまったケースです。
過去にも、同じ店で万引き事件を起こしてしまっていた人です。
万引き事件という比較的軽微な事件であったことや、仕事がしっかりしていたことから、逮捕されずに在宅事件として捜査が進められていました。
その段階で、できることはしておきたいと、刑事弁護の依頼がありました。
大手スーパーや量販店の場合、万引き事件では、示談をしないという方針を取っているところも多いです。その場合、被害者対応としては、被害弁償をするものの、示談まで成立させられないことがほとんどです。
今回のケースでも、被害店舗の対応は、そのようなものでしたので、示談は成立させられず、被害弁償にとどまりました。
ただ、そもそもの犯行動機を追及し、家族の理解を得ることができ、再犯の防止策をとることができましたので、被害者や検察官にそれを伝えるなどしたところ、起訴は見送る、と起訴猶予の判断をしてもらうことができました。