傷害罪の示談交渉事例
解決事例
傷害罪の示談交渉事例
自動車トラブルをきっかけに、相手にケガを負わせてしまったという事案です。
当方も相手方も自動車を運転していたところ、相手方の運転が悪く、衝突しそうになったことから、車を降りて言い合いになり、相手を殴ってしまったというケースです。
車のトラブルで言い合い、暴行になるケースはよくあります。
相手方と示談交渉に入ったところ、非常に感情的な対応をされましたが、刑事手続の状況を見ながら、冷静に話し合えるタイミングをはかりました。
当方は、逮捕・勾留されたものの、その後、在宅での捜査となったため、若干の交渉時間をもらうことができました。
その間に、少しずつ感情の溝を埋め、最終的に示談を成立させることができたというケースです。
相手の欲求が、単なる金銭解決ではなく、当方に対する経済的制裁にあったため、この点を材料に説得を試みました。
示談が成立したことにより、刑事事件としては起訴されずに済みました。