傷害罪の示談交渉事例
解決事例
傷害罪の示談交渉事例
厚木市にお住まいの50代男性からの相談でした。
飲酒したうえでの電車内トラブルでした。
車内の会話の声が大きいなどの話がきっかけで口論となり、暴行、傷害事件に発展しました。
飲酒状態ということもあり、相談者の記憶は曖昧。
相手方は、診断書提出、弁護士に依頼、刑事告訴まで進めていました。
事件発生時に、相談者には同行者もいたことなどから、逮捕、勾留などの身柄拘束はされていませんでした。
在宅での捜査がされている状態でした。
示談交渉をメインとして刑事弁護を受任。
相手方に弁護士がついていたため、感情面でのケアは少なく、示談交渉を進めることができました。
もっとも、被害者は自身の名前も相談者には伝えたくないということを希望してきました。
金額交渉を進め、約10日後には示談が成立、刑事告訴も取り下げとなりました。
もっとも、その後、警察側の対応が遅れ、刑事事件として不起訴処分となるまでは、約半年かかりました。その間の警察、検察庁への連絡等もフォローして進めました。
傷害罪で診断書記載の治療期間が短くても、傷害の状況によっては、被害感情が強いケースも多いですので、示談交渉の際にはご注意ください。