
無免許運転の刑事弁護事例
解決事例
無免許運転、人身事故の刑事弁護ケース
無免許運転で、人身事故を起こしたとして相談に来たケースです。
すでに、警察からの訪問を受け、出頭するよう指示されていた段階でした。
しかも、過去に無免許運転の前科もあるというケースでした。
相談者は最初からある程度の実刑は覚悟していました。
その中で、少しでもできることがあればやっておきたいとのことでした。
早期に弁護人選任届を書いてもらい、刑事弁護人として活動を始めました。
幸い、勾留を避けることができ、在宅での捜査となりました。
そこで、被害者側と連絡を取り、示談の成立、嘆願書も書いてもらうことができました。
これにより、人身事故については、刑事責任が追及されないこととなりました。
もっとも、無免許運転については、前科もあるということで、起訴されるに至り、前回の事情とは異なることなどを法廷で主張したものの、実刑判決の結論となりました。
ただ、当初、覚悟していたよりも、短い期間だったこと、示談成立により無免許運転のみの起訴とされたことから、相談者としては納得できる結論とのことでした。
示談交渉については、複数回の訪問のほか、病院等も回るなどして、通常の刑事事件よりも労力がかかりましたが、納得できる量刑まで減らせて良かったです。